当院では見えない矯正装置としては「マウスピース矯正」と「舌側矯正」を取り入れています。
現在のところ、
マウスピース矯正は100%全ての症例でアラインテクノロジー社のinvisalign®︎(インビザライン)を使用して治療を行なっています。
舌側矯正は100%全ての症例で3Mヘルスケア社のIncognito™️(インコグニート)を使用しています。
当初の予想では、取り外しのできる矯正装置であるinvisalign®︎の症例が優位に症例数を増やすと考えていました。
しかし、開業から14か月で症例数はほぼ同じぐらいです。
マウスピース矯正のinvisalign®︎(インビザライン)には、下記の利点があります。
・取り外しができる
・痛みが少ない
・歯磨きが楽
・食べ物に制約がない
・透明で見えない
注意すべき事項としては、下記の通りです。
・いつも使ってないと治らない
・破損や紛失をしてはいけない
・はじめのうち若干発音しにくい
舌側矯正は表側の装置が裏になったと考えると見えないこと以外にあまり差はありません。
(ただし、術者(矯正医)は労力がかなり増えます。)
舌側矯正をご選択いただいている患者様に理由をおききすると、
「いつも使える自信がない」
「マウスピースで治るのか不安」
というご意見もあるようです。
見えない矯正装置は患者様ごとに合わせたフルオーダーで
どうしても矯正料金が高めになってしまう、
海外に矯正装置を発注するため実際の治療開始までお時間をいただくなどの欠点もあります。
当院では、精密検査(2回目)の検査までに矯正装置を決めていただくことをお勧めしておりますが、診断の後でも矯正装置の発注前であれば、変更をすることも可能です。
治療期間のかかる矯正治療です。どうか十分にご検討の上、自分にあった矯正装置をご選択ください。